参考資料

ウクレレ

ウクレレの種類

ウクレレは用途や好みによって色々なサイズの楽器があります。
元々はソプラノと呼ばれているものから始まったようですが、メロディと伴奏が一緒に弾けるソロ演奏がしやすいように、一回り大きいコンサートと呼ばれるサイズのものができました。さらに大きなサイズのテナーもできました。
大きい楽器の方がしっかりとした音が出やすくソロ演奏には好まれているようです。小さいサイズは歯切れが良い曲に好まれているようです。

ウクレレの歴史

ハワイ島へアフリカの北西沖に浮かぶ4島からなるポルトガル領のマデイラ諸島から移民たちの中に楽器職人がおり、ブラギーニャという楽器を持ち込んだとされています。
その時に持ち込まれた、ブラギーニャという楽器がウクレレの起源になっています。その後楽器職人が、ハワイでとれる木材を使用してブラギーニャを加工するなど、改良を重ねることで、ハワイ特有の楽器としてのウクレレができあがりました。
ウクレレの名前の由来は、諸説あるようです。
「ウク=贈り物」・「レレ=やってくる」
で、「やってきた贈り物」という意味など。

1879年8月23日は、ウクレレの日。楽器職人が、ポルトガルからハワイにわたった日が、ウクレレの日として定められています。

ギター

クラシックギターは音域、音質などの要求によって色々な工夫がされています。

サイズ

音域によって色々なサイズの楽器があります。
音域が高いほどサイズは小さくなっていきます。
高いものからソプラニーノ、ソプラノ、アルト、プライム(普通サイズ)、バス、コントラバスの各種のものがあります。
※写真は普通サイズとソプラノの比較

音質などによって色々な材料があります。
クラシックギターやフラメンコギターにはナイロン製を使用します。柔らかい音が特徴ですが、温度差で音程が変わり、又ハイポジションで音程が上ずるなどの欠点があり、補う為にカーボンを混ぜたものも使用されています。
19世紀ギター(現在も演奏されています)には、昔ながらのガット(羊の腸から作る)が張られて何とも言えないアンティックな響きがします。
※写真は19世紀ギター

材料

クラシックギターの表面版には大きく分けて松と杉が使われています。松はやや硬めのハッキリとした音、杉は柔らかめの優しい音がします。
楽器を選ぶ時の参考にしてください。
※写真左の赤みがあるものが杉、右の色の薄いものが松

構造

ボディの厚さにより、音の立ち上がり変わります。
厚いと深みのある音色になり、薄いと立ち上がりが早くなりやや軽い音色になります。
しっとりとした歌には厚いものが、フラメンコギターのようにメリハリのきいた音が要求されるものには薄いものが好まれるようです。

日本の民族楽器

西洋の楽器を聴くとほとんどの人は「きれいな曲ですね」と言いますが、日本の楽器を聴くと「きれいな音ですね」と言います。
日本の民族楽器からは頭の中に風景が浮かんできます。それぞれの人の好きな景色が目の前に広がります。
日本の楽器は、土地の自然や生活の中から育ちました。親から子供に、そしてその子供へと語り継がれた「音の玉手箱」です。
日本の古くから愛されている沖縄地方の三線と津軽地方の津軽三味線からはどんな風景が浮かんでくるでしょう。

三線

アジア大陸から琉球(今の沖縄県)へ伝来した蛇皮三味線が、土地の文化に合うように改良され、現在の三線になりました。
高原の生活で馬を使うモンゴルでは馬の疾走するリズムが多く使われますが、沖縄では太陽の恵みを受けた自然や、南海のゆったりとした波の音が沖縄音楽のリズムに影響しています。
三線は戦国時代に大阪堺の港に運ばれ、蛇皮を本土に住む動物の皮に張り替えられて三味線になりました。

津軽三味線

津軽地方では日本海から吹き付ける海風によって生まれる、激しい波音や山に生える熊笹が刻まれるリズムが「じょんがら」のリズムに影響を与えました。
津軽三味線の音楽は、厳しい自然の中を家から家へと「門付け」して歩いた盲目の旅芸人の血のにじむような努力によって創られてきました。
その響きには、厳しい自然や環境に立ち向かう力強さや情熱が込められています。